漫画家志望からホテルマン画家になるまで
1992年11月10日生まれ。青森県上北郡六ヶ所村出身。幼い頃から絵を描くのが好きで自作の漫画や似顔で友人を楽しませた。将来の夢は漫画家だったが、締め切りに追われる漫画家さんの映像をみて自分には無理と悟る。それでも絵は好きでひたすら描き続けた。
中学時代には初のオリジナルギャグ漫画「鬼に金棒」を描く。同級生が読んで盛り上がっているところを一番厳しかった体育の先生に見つかり注意を受けたあと、しっかりと読まれる。感想はまさかの「はやく続きを描きなさい」。
その他にも、クラスの精鋭に声を掛け一人読み切り一話ずつの漫画を掲載した”青年ジャンプ”を発行。
高校時代は小学校から続けていたサッカー部に所属。そこで後の同僚となる1学年先輩の橋本翔也さんと出会う。
互いに意気投合し、卒業後も交流を継続。
高校卒業後は地元企業の日本原燃分析株式会社へ入社。務めながらも毎日人物画やオリジナル4コマ漫画を描く。この頃から似顔絵の依頼を受けるようになりプレゼントしていた。また、オリジナル4コマ漫画をまとめたブログ「ダイコンブログ」も運用を開始し、web制作にも興味をもつ。
地元企業で働きながら、青森へ帰郷する先輩の橋本翔也さんと会うたびに、立ち振る舞いが洗練されていく様子に興味が湧く。その理由は岩手県西和賀町の温泉旅館 山人-yamado-で働き、ホスピタリティを身につけていたためだった。
山人-yamado-へ1週間ほど職場体験をし、ホスピタリティを学びながら自分の個性である絵を生かせる職場と知り、転職を決意。7年務めた地元企業を辞め2018年4月に山人へ転職し、接客全般を担う。
特技の絵を生かし、お誕生日やご結婚記念などのお祝いでご宿泊のお客様に宿からのプレゼントと合わせ、手書きでこの世に一つしかないオリジナル水彩メッセージカードをプレゼントさせていただきました。
その水彩画の雰囲気が宿とマッチしていることを会社に認めてもらい、入社2年目には温泉旅館 山人-yamado-の館内図制作のリニューアルの依頼を受け制作。2022年現在も使用中。
その後、宿のオリジナル商品やドリンクメニューの挿絵の制作し、2021年11月からは宿のフロント・ロビー売店でオリジナル絵葉書の販売を開始する。[館内図等の作集をみる]
現在は温泉旅館 山人-yamado-のホテルマン画家として活躍中。
温泉旅館以外からも岩手県西和賀町のカフェ「ネビラキカフェ」様から絵の依頼を受け制作中です。
ラジオパーソナリティとしての一面
2020年5月から始動した全国初の地方創生温泉WEBラジオ。温泉旅館 山人-yamado-の自社コンテンツ「山人-radio-北風放送」(Youtube,Podcast配信)で同僚のバングラデシュ出身スタッフ、ウッラ・エムディ・ヘダエトさんと共にメインパーソナリティに任命。年間36回配信するラジオの台本作りも担当。現在も番組は続き、目標のYouTubeチャンネル登録者500人に向けて奮闘中。(2022年8月時点のYouTubeチャンネル登録者数407人)
YouTubeチャンネル[山人-radio-北風放送をみる]
山人-radio-北風放送の誕生した背景
2018年緊急事態宣言下、ステイホームでなかなか自宅を離れられなかった当社の既存顧客に向けて、家にいながらにして山人-yamado-を訪れたような気持ちなれるサービスを提供したいという思いから、従来の完成されたプロモーション動画や、写真とテキストによる発信だけでは伝えきれない空気感を、従業員みずから伝えていくことができるラジオ形式での配信を企画。